ひよ子事件

2006年11月30日
平成17(行ケ)10673 審決取消請求事件 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20061130113606.pdf

とりあえず(4)当裁判所の判断、から読んだ。
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以下上記判決文より引用

「当裁判所は、被告の文字商標・・・広く知られていると認めることはできるものの、・・・本件立体商標それ自体は、未だ全国的な周知性を獲得するまでには至っていないと判断する」

「・・・その一つ一つが「ひよ子」と記載された包装紙に包まれ、「ひよ子」と記載された箱に詰められて販売されており」

以上上記判決文より引用
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要は、文字無しで著名とはいえない。文字無しで使用されていた実態もないから・・・ってことなのかなぁ。前半読んでないんで怪しいですけどね。

立体商標は厳しく判断されるべき、と工藤先生も言ってたから、妥当か。

とはいえ、A先生の好きだった「そのものの範囲を出ない場合」という論理付けはしてないんだなぁ。
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以下上記判決文より引用

「商号と文字商標が共に「ひよ子」として同一である被告が、文字商標を使用せざるを得ない事情にあることは理解できるものの」

「これを考慮に入れて検討したとしてもなお、文字商標「ひよ子」とともに商品形状を使用するという形態である限りは、膨大な使用実績を重ねても、本来的に識別標識としての機能を営まない立体形状はその識別力が低いものに止まると見ることは不合理とはいえない」

以上上記判決文より引用
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ありがちな「特別の事情がある場合」には入れてくれないのね。残念。
投稿者:mit | Comments(0)
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